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環境ニュース[国内]

横河電機、カナダの天然ガス液化プラントの制御担当会社に選定、基本設計受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.12.02 【情報源】企業/2014.11.27 発表

 横河電機は、カナダに建設が予定されている天然ガス液化プラントの制御担当会社に選定された。併せて、海外制御事業の営業を統括する子会社、ヨコガワ・エレクトリック・インターナショナル(シンガポール)が、このプラント建設プロジェクトを行う共同企業体から制御システムの基本設計業務を受注した。
 この天然ガス液化プラントは、カナダ西海岸のブリティッシュ・コロンビア州キティマット周辺に造られる。ロイヤル・ダッチ・シェルの子会社、三菱商事、中国石油天然ガスグループの子会社、韓国ガス公社が出資する事業会社のLNGカナダが建設する。LNGカナダには各社がそれぞれ50%、15%、20%、15%出資している。
 LNGカナダは、天然ガス液化プラントや貯蔵・出荷設備を設計、建設して運営する。当初、年産600万tの液化設備を2系列設け、その後4系列に能力を増強する計画がある。横河はLNGカナダから制御担当会社に選ばれているため、基本設計を経て投資が決定した後、自社のシステムを納入することが内定している。
 横河は、天然ガス液化プラント向けに統合生産制御システム「CENTUM VP(センタム・ブイピー)」と安全計装システム「ProSafe-RS(プロセーフ・アールエス)」を納入するとともに、これらの製品を含む安全で安定した操業を可能にする各種のソリューションを提案する。今回を弾みに制御事業拡大を目指す。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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