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環境ニュース[国内]

日本たばこ、森林保全「JTの森 中辺路」で協定を10年延長して2期目の活動を開始

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.01.15 【情報源】企業/2015.01.09 発表

 日本たばこ産業(JT)は、和歌山県田辺市で取り組んでいる森林保全活動「JTの森 中辺路(なかへち)」で、県、市との森林保全・管理協定を10年間延長し、2期目の活動を1月に始める。協定が1月に満了するのにあたり、隣接区域を新たに加えて継続する。これまで育ててきた針葉樹と広葉樹の混交林を豊かにするとともに、森が持続的に生育できるようにする。
 JTは、和歌山県が推進する「企業の森」事業に2005年1月に参画し、県、市と協定を締結してJTの森 中辺路の取り組みを始めた。JTの森 中辺路は、JTが環境保全の一環として全国9カ所で展開している森林保全「JTの森」第1号だ。世界遺産の熊野古道周辺に位置し、JTと地域が協働した10年間の活動で伐採跡地に約18万本の苗木の植栽と育林を進めた。
 その結果、土砂がむき出しだった山肌が緑を取り戻し、水源かん養など森林の機能を発揮するようになった。今後10年間の第2期では対象面積をこれまでの約53haから約54haに拡大し、植栽した苗木が安定して生育するのに必要な森林整備を続ける。新たに追加した区域は、木々が密集していることで生育阻害が懸念されることから、間伐を手掛ける。
 JTの森 中辺路はサクラ、モミジ、コナラ、ヒノキなどの森林で、森林整備では雑草・雑木の刈り取り、苗木の植栽、不要な木を取り除く除伐間伐、歩道の整備などを行う。和歌山県庁で1月16日にJT副社長が知事、田辺市長と新たな協定締結に調印する。JTの森は、中辺路のほかに北海道、山形、山梨、岐阜、鳥取、高知、熊本、鹿児島県にある。【日本たばこ産業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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