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環境ニュース[国内]

三菱地所など、「グリーンビル認証」を取得した相模原市の大型物流施設が完成

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.02.05 【情報源】企業/2015.02.02 発表

 三菱地所が不動産投資顧問会社のラサール不動産投資顧問(東京・千代田区)と開発し、日本政策投資銀行(DBJ)の「DBJグリーンビル認証」プラン認証を計画の段階で取得した大型物流施設「ロジポート橋本」が相模原市緑区に完成した。2月2日に同施設で落成式を行った。LED発光ダイオード)照明をはじめ、各種の環境設備を導入した。
 グリーンビル認証は、環境に配慮した不動産を対象に、DBJが開発したスコアリングモデルで5段階の評価を付ける制度だ。プラン認証は完工前物件の開発計画を基に環境性能、テナント利便性などを評価する。ロジポート橋本は「国内トップクラスの卓越した『環境・社会への配慮』がなされたビル」として、最高ランクの認証を受けている。
 認証では、共用部にLED照明を採用したことや、断熱性の高いサンドイッチパネル(異種材を重ねたパネル材)・二重折り板の導入が認められた。加えて、ゆとりのある構造で多様なテナントニーズに対応できることや、免震構造で防災面に配慮している点、売店・休憩スペースなど利便性や快適性に配慮した管理・運営を行う点が評価された。
 72時間対応の非常用発電機を設置したほか、水、食料などの備蓄庫を設け、事業継続計画(BCP)を考えた施設にした。今後、施設の屋根に出力2.3MW(2300kW)の太陽光パネルを取り付ける計画になっている。ロジポート橋本は5階建て、延べ床面積15万6608m2の大規模なマルチテナント型免震物流施設で、完成時の入居内定率は50%を超えた。【三菱地所(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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