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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、「グリーンビル認証」に共同住宅向け新設、第1号認証を実施

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2015.01.29 【情報源】企業/2015.01.27 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、オフィスビルや商業施設、物流施設が対象の「DBJグリーンビルディング認証」に、共同住宅向け「レジデンス版」を新設した。第1号の認証を「プライムメゾン品川」と「プライムメゾン御殿山EAST」(どちらも東京・品川区)に実施した。積水ハウスがメーンスポンサーの積水ハウス・SIレジデンシャル投資法人の物件となる。
 レジデンス版は、ビルの環境性能や防犯、防災など社会的要請に配慮した不動産に対するグリーンビルディング認証に、住居特有の環境性能に関する項目を加えた。入居者の生活利便性や快適性、災害への備えやオーナーと入居者の対話も含め、住宅の持続可能性を総合評価し、共同住宅を開発・保有する不動産事業者の取り組みを積極的に支援する。
 プライムメゾン品川は6階建て延べ床面積2693m2、プライムメゾン御殿山EASTは地上4階・地下1階建て3727m2の延べ床面積がある。2014年2月、2011年1月に完成した。共用部のほか専有部にもLED(発光ダイオード)照明を採用していることや、太陽光発電設備を設置して省エネ・創エネを推進している点、植栽による生物多様性への配慮を評価した。
 特にプライムメゾン品川は電気自動車用の充電器を備えるうえ、太陽光発電パネルと直結した非常時用電源で共用部に電力供給できるようにする。最新の設備を導入して入居者のさまざまなニーズに応えている。その結果DBJは、両物件ともに5段階評価で2番目にあたる「極めて優れた『環境・社会への配慮』がなされたビル」の認証を付与した。【(株)日本政策投資銀行】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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