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環境ニュース[国内]

トヨタ自動車、農山村の課題に取り組むプロジェクト「豊森」が人材育成を実施

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.03.11 【情報源】企業/2015.03.09 発表

 トヨタ自動車が愛知県豊田市、NPOと展開する協働プロジェクト「豊森(とよもり)」は、産業衰退や人口減といった農山村が抱える課題の解決に取り組んでいる。この度、中核になる人材を育成する講座「豊森なりわい塾」を5月から実施する。第5期の受講生の公募を3月21日に始める。農山村の自然に根ざした暮らしに関心がある層などに参加を呼び掛ける。20人程度を募り、書類と面接で選考する。サイトか郵送で4月13日まで受け付ける。
 豊森なりわい塾は2年間のプログラムとして2009年に始まり、同年の第1期は24人、2011年の第2期は21人が修了した。2013年の第3期から1年間に短縮して24人が修了し、2014年の第4期22人は2015年3月15日に終える。修了者には、森林資源を生かした薪ビジネスや木製家具工房を立ち上げる人や、都市と農山村をつなぐ活動を行う人がいる。
 募集する第5期は、豊田市の中山間地域を活動場所に、実践体験と座学を組み合わせた講座を5月から2016年3月まで毎月1回行い、地域の課題解決を担う人材を育てる。地元の協力を受け、まず地域を知ることから始める。講座は各月第3土、日曜の2日間で開催する。
 豊森は、森と暮らし・街・仕事をつなぐことを目的にしている。豊森なりわい塾に加え、一般を対象にした公開講座も開いている。4月5日に「これからの社会のカタチ〜何を大切にして生きるのか〜」をテーマに名古屋市中区で開催する。農山村の再生を研究する明治大学教授と、伝統文化・技術の記録を進めている作家が講師を務める。【トヨタ自動車(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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