一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

イオン、物流子会社が異業種の各社と商品輸送の専用列車運行、共同でCO

大気環境 交通問題】 【掲載日】2015.04.13 【情報源】企業/2015.04.09 発表

 イオン子会社で物流業務を担当するイオングローバルSCMは、花王、アサヒビール、味の素、P&Gなど異業種の各社と商品輸送の専用貨物列車を東京−大阪間で運行する。4月下旬から5月初めの大型連休前の旺盛な需要に合わせ、4月12、19日に運転する。トラックから鉄道に輸送を切り替えるモーダルシフトを行い、業種を超えて共同でCO2排出量を削減する。
 専用貨物列車は、イオングローバルSCMが幹事を務めて各社で組織する団体「イオン鉄道輸送研究会」がJR貨物と運行する。イオングローバルSCMが研究会21社に呼び掛けたところ、花王、アサヒビール、味の素、P&Gとネスレ日本、江崎グリコ、サッポロビールが賛同した。花王、アサヒビール、江崎グリコ、ネスレ日本とは2014年12月にも実施した。
 両日とも東京貨物ターミナル駅(東京・品川区)と百済貨物ターミナル駅(大阪市東住吉区)間の相互発の専用列車を運転する。東京発は午後10時58分に発車して百済に翌日午前6時23分に到着し、百済発は午後9時29分に発車して翌日午前5時12分東京に到着する。列車は、12フィートコンテナ(長さ約3.6m、積載重量5t)120基を搭載し、24車両600tで編成する。
 貨物ターミナル駅に着いた商品はイオンの物流拠点やメーカーの倉庫に運ぶ。専用貨物列車の参加各社は、トラックから鉄道コンテナにシフトすることで環境保全に加えて安定輸送が可能になり、トラック不足と大型連休前の需要に対応できる。今後も、イオン鉄道輸送研究会で業界を超えたモーダルシフトを進め、ニーズに合わせて列車を運行する。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク