一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

ヤマトホールディングス、傘下が機密文書処理・リサイクル事業譲り受けて展開

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2015.05.12 【情報源】企業/2015.05.07 発表

 ヤマト運輸を中核にするヤマトホールディングス傘下で物流サービスのヤマトロジスティクス(YLC)は、オリックスの100%子会社で再資源化物取引のオリックス環境から機密文書処理・リサイクル事業「ECOBox(エコボックス)」を譲り受ける。サービスを引き継いで7月6日から展開する。これまでの自社サービスに加えて事業を拡大する。
 ECOBoxは、オフィスで発生する機密文書を宅配便を活用して段ボール1箱から回収し、未開封のまま提携する製紙会社でリサイクルするサービスで、重要文書をためておきたくないというニーズに応える。文書を処理する手間を省き、リサイクルの後は溶解処理証明書を発行する。約7400社の顧客を持ち、年間約2億4800万円の売り上げがある。
 YLCはこれまでもグループの輸送ネットワークを生かし、機密文書を低料金で安全に回収・処理するサービスを提供してきた。専用ポストで機密文書を安全に回収する「機密文書プロテクトポスト」や、保管期限を過ぎた大量の機密文書をロールボックス(カゴ車)単位で回収する「機密文書セキュアリサイクルパック」などを実施している。
 金融関連事業者などから、専用車両による回収や即日中の溶解処理を求める声が増えていることから、ECOBox事業を譲り受けてサービス拡充を図ることにした。ECO Boxは、東京23区内で専用車両を使って回収し、当日中に処理するサービスも行っている。機密文書処理・リサイクルの市場は、個人情報の保護意識の高まりから拡大傾向にある。【ヤマトロジスティクス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク