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環境ニュース[国内]

三菱商事、長崎のメガソーラープロジェクトの発電所完成、三菱電機が設備納入

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.05.28 【情報源】企業/2015.05.26 発表

 三菱商事が長崎市で戸田建設、三菱UFJリースと共同推進するメガソーラー(大規模太陽光発電所)プロジェクトの太陽光発電所「長崎田手原メガソーラー発電所」が完成し、商業運転を始めた。5月26日に完成式を開いた。三菱電機が太陽電池モジュール、パワーコンディショナー(電流変換器)、受変電機器、遠隔監視などの発電設備を納入した。
 長崎田手原メガソーラー発電所は、三菱商事100%子会社が50%、戸田建設が40%、三菱UFJリースが10%出資する事業会社が、ゴルフ場として開発が予定されていた遊休地約28haを活用して造った。三菱電機の設備を使い、戸田建設が設計・調達・建設(EPC)を担当した。容量は13.2MW(1万3200kW)で、三菱電機のパネルを5万554枚取り付けた。
 一般家庭約3500世帯の消費電力量に相当する発電電力量を見込み、年間のCO2削減効果は約4100tになる。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて2035年までの20年間売電する。三菱商事は国内で8件の大規模太陽光発電事業を手掛け、これで6件が運転を開始した。今後も再生可能エネルギーを含む電源開発を進める。
 三菱電機が納入したパネルは1枚261Wの出力があり、自社の従来品より出力を4%高めた。モジュール変換効率は15.8%で、面積当たりの発電量を増やす。固定価格買い取り制度の期間を超える25年間の出力を保証する。受注した大規模太陽光発電所では兵庫県淡路市の39.3MW(3万9300kW)、青森県六ヶ所村の78.9MW(7万8900kW)が年内に運転を始める。【三菱商事(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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