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環境ニュース[国内]

日本アジアグループ、傘下が神奈川県大井町に建設したメガソーラーが運転開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.04.24 【情報源】企業/2015.04.21 発表

 日本アジアグループ傘下で太陽光発電施設の開発を手掛けるJAG国際エナジーが神奈川県大井町に建設した大規模太陽光発電所(メガソーラー)「足柄大井ソーラーウェイ」が運転を始めた。4月21日に完工式を開いた。同グループの太陽光発電所の中で最も規模が大きく、同県西部で最大のメガソーラーとなる。県、町と協定を結んで開発した。
 足柄大井ソーラーウェイは、コマツの試験場跡地を取得して造った。約14万3400m2の土地に、東芝の太陽電池パネルを5万148枚取り付けた。12.537MW(1万2537kW)の出力がある。年間で約1270万kWhの発電電力量を予想している。これは一般家庭約3640世帯の年間消費電力量に相当し、CO2排出削減効果はスギの木47万本分にあたる約6600tを見込む。
 高所に立地して日射量が多く、安定した発電量が見込まれるという。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、全量を東京電力に売電する。足柄大井ソーラーウェイが運転を始めたことで、日本アジアグループが手掛ける太陽光発電事業で完成・稼働している発電設備の出力は、合わせて60MW(6万kW)近くに拡大した。
 JAG国際エナジーは、東京都が創設した官民連携再生エネルギーファンドの運営事業者に選定され、2015年2月に「T・JAGグリーンエナジー投資事業有限責任組合」を設立した。第1号案件として、この足柄大井ソーラーウェイと、同社などが埼玉県行田市に開発して運転開始した「行田ソーラーウェイ」(約2.4MW=2400kW)に投融資を行った。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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