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環境ニュース[国内]

農林水産省及び国土交通省「沿岸部(海岸)における気候変動の影響及び適応の方向性」を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.07.09 【情報源】国土交通省/2015.07.09 発表

 農林水産省及び国土交通省「では、気候変動に関する政府間パネル(以下、「IPCC」)第4次評価報告書等を踏まえ、地球温暖化に起因する気候変動等に伴う沿岸域における海象の変化や災害リスクの増大等についての基本的認識を整理し、 平成20年から平成21年にかけて「水災害分野における地球温暖化に伴う気候変化への適応策のあり方について(答申)」及び「地球温暖化に起因する気候変動に対する港湾政策のあり方」答申をとりまとめ公表した。
 適応策の目標としては、[1]沿岸部(海岸)において、気候変動に伴う「強い台風の増加等による高潮偏差・波浪の増大」及び「中長期的な海面水位の上昇」により、深刻な影響が懸念される。[2]このため、海象のモニタリングを行いながら気候変動による影響の兆候を的確に捉え、背後地の社会経済活動及び土地利用の中長期的な動向を勘案して、ハード・ソフトの施策を最適な組み合わせ(ベストミックス)で戦略的かつ順応的に進めることで、「高潮等の災害リスク増大の抑制」及び「海岸における国土の保全」を図る-としている。
 取り得る適応策としては、気候変動の沿岸部(海岸)に与える影響に対して取り得る適応策を例示。個々の場所の特性や気候変動の影響の発現動向に応じ適切な施策を適切なタイミングで講じていくことが肝要としている。【国土交通省】【農林水産庁】

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