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環境ニュース[国内]

ドイツ フランクフルトに建築基準「効率ハウスプラス」を満たす集合住宅が誕生

エネルギー】 【掲載日】2015.07.25 【情報源】/2015.07.08 発表

 ドイツ連邦環境省のヘンドリックス大臣は、フランクフルトにおいて、建築基準「効率ハウスプラス」を満たすヨーロッパ最大の集合住宅を訪問した。これは、49世帯が入る集合住宅で、壁や屋根には太陽光発電が設置され、そこで発電された電力は地下で蓄電されている。熱と温水は、太陽電力で動くヒートポンプによって調達されている。建物の建築段階においても、可能な限りエネルギー消費が少なく設計されている。各世帯では、モニターによって、住民は、個々の現時点での電力消費量を確認することができる。さらに、電気自動車を用いたカーシェアリングも住民に提供している。高い生活の質に加え、気候に配慮したエネルギーの利用も実現しているこの集合住宅について、ヘンドリックス大臣は、「高いエネルギー効率を持ち、気候に配慮した住宅空間は、今日、市場で通用する賃貸条件を満たすことができる」と述べた。プロジェクトは、連邦環境省が助成し、既に30を超えるモデルプロジェクトが参加している「効率ハウスプラスネットワーク」の一部である。【ドイツ連邦環境省】

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