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環境ニュース[国内]

エコスタイル、設置する太陽光発電設備のすべてに日照量を補償するサービス開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.07.27 【情報源】企業/2015.07.21 発表

 再生可能エネルギー設備の販売・施工や再生可能エネルギーによる発電事業を手掛けるエコスタイルは、同社で設置する太陽光発電設備のすべてに日照量を補償する新たなサービスを7月21日に始めた。住宅の屋根での発電量や日照量の補償はこれまでもあるが、遊休地などに設ける産業用の野立て発電設備での日照量補償は画期的だという。
 太陽光発電日照がなければ発電できないため、悪天候の長期化などに伴う日照量不足で売電量が低下する恐れがある。このことからサービス提供を決めた。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が2012年7月に始まって3年が経過し、太陽光発電の市場が拡大する中、新サービスによって顧客に安心感を持たせることで案件の増加を図る。
 エコスタイルが取り扱う7月21日以降に電力系統に接続する全太陽光発電設備を対象にする。設置時期に応じた観測期間中の日照時間が同社の基準値を下回り、さらに下回った時間が年間30時間を超えた場合、1時間当たり100円、年間最大500時間(5万円)まで補償する。各県庁所在地に設置された気象庁指定の観測所のデータを基にする。
 例えば、基準時間が1740時間の県で日照時間が1527時間だった場合、基準との差は213時間で、2万1300円補償する。基準との差が500時間を超えても補償は5万円までとし、期間は5年間となる。基準時間は都道府県ごとに異なり、毎年更新する。現在の基準は東京都が1776時間で山梨県の2097時間が最も長く、秋田県の1362時間が最も短い。【(株)エコスタイル】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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