一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

NEC、IoT関連事業を強化、電力・水の需要予測など5種のソリューションを開発

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2015.07.28 【情報源】企業/2015.07.23 発表

 NECは、IoT(インターネット・オブ・シングズ)関連事業を強化する。新たに、電力需要予測、水の需要予測、土砂災害検知・予測、画像・重量検品、VIP検知接客支援の5種類のソリューションを開発し、順次販売する。併せて、IoT関連システムの構築を行う要員を2020年までに現在の5倍の約500人に増員する。
 IoTは、情報・通信機器だけでなく世の中に存在するさまざまなモノに通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互通信することで自動認識や自動制御、遠隔計測などを実現する仕組みを指す。NECは製造業、流通・物流業など企業向けに加え、社会インフラ、エネルギー管理など幅広い分野でのIoTの活用を目指して開発を進める。
 電力需要予測ソリューションは7月末に、新電力用としての発売を予定している。独自のビッグデータ(大量のデータ)分析技術「異種混合学習技術」を生かし、過去の電力消費量や天候、カレンダー情報などから今後の電力需要量を30分単位で高い精度で予測する。これによって電力事業者の発電や電力調達の計画などの効率的な運営を支援する。
 水需要予測ソリューションは、自治体、水道事業者を対象に2016年度に発売する。過去の水利用履歴から水の消費や配水エリアの需要量を細かく予測し、余剰な造水や無駄なポンプ稼働を抑える。土砂災害検知・予測ソリューションは土砂災害の危険性がある斜面を高精度に素早く把握できる。官公庁、自治体向けに2015年度後半に発売する。
【日本電気(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース

関連情報

関連リンク