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環境ニュース[国内]

エコスタイル、太陽光発電設備で出力制御による損失を補償する新サービスを開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.08.05 【情報源】環境省/2015.07.31 発表

 再生可能エネルギー設備の販売・施工や再生可能エネルギーによる発電事業を手掛けるエコスタイルは、同社で設置する太陽光発電設備について、各電力会社の出力制御によって生じる損失を補償する新たなサービスを始める。日照量の補償に続くユニークなサービスで、顧客に安心感を与えることで案件の増加につなげる。
 出力制御は、特定の地域に太陽光発電設備を設置する顧客を対象にする。東北電力、北陸電力、中国電力、四国電力、九州電力が導入している年間上限360時間や、それを超えて制御可能な指定ルールを適用する電力会社の地域などが該当する。出力制御が行われると売電収入が減るため、その損失に関して電力会社の系統と連系した日から20年間補償する。
 顧客の負担はない。エコスタイルは補償の条件、対象などの詳細は営業担当者に問い合わせるよう求めている。2012年7月に再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まって3年余りが経過し、太陽光発電市場が拡大する中、設備が多い地域の電力会社には出力制御があり、売電収入の減少が懸念されることから補償する。
 エコスタイルは、同社が扱う全ての太陽光発電設備で日照量を補償するサービスも始めている。日照時間が、都道府県ごとに異なる同社の基準値を下回って年間30時間以上を超えた場合、1時間当たり100円、年間最大500時間(5万円)まで補償する。これに加えて今回出力制御への補償も導入し、手厚いサービスを顧客に訴える。【(株)エコスタイル】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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