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環境ニュース[国内]

三菱化学、神奈川県小田原市に植物工場完成、システムが県の未病ブランド認定

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2015.10.07 【情報源】企業/2015.10.05 発表

 三菱化学が神奈川県小田原市の自社事業所内に建設した植物工場が完成した。工場で栽培したベビーリーフを数種類組み合わせたミックスベビーリーフ「キュアリーフ」の販売を10月初めに同県内で始めた。百貨店、スーパーを通じてホテルなどに提供する。植物工場システムは、県が定めた未病産業関連の商品・サービスブランド「ME-BYO BRAND」に認定された。
 完成した植物工場には、三菱化学の完全人工光型システム「Plant Plant(プラントプラント)」を導入した。LED(発光ダイオード)照明や自動化設備など、自社の関連技術を搭載している。LED照明で光合成を促すと同時に、温度、湿度、養分を最適な状態に制御する。気候の影響を受けることなく、年間を通して同品質の野菜を栽培できる。
 収穫、計量、包装なども自動化している。土を使わない水耕栽培で、農薬の使用もなく、洗う必要なく食べられる野菜を供給する。「キュアリーフ」は、エンサイ、コウタイサイ、レッドキャベツ、ルッコラ、ミズナを組み合わせ、ビタミンA、葉酸、カリウムが摂取できる栄養機能食品として提供する。
 三菱化学の植物工場で栽培するベビーリーフは一般の野菜より栄養素が豊富で、栄養素の濃度が年間で一定に保たれる特長がある。ME-BYO BRANDは、神奈川県が推進する未病を治す取り組みの一環で、未病産業の拡大を目的に、優れた関連商品・サービスを選定する。認定されると商品・サービスや広告にロゴや商標が使用できるようになる。【三菱化学(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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