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環境ニュース[国内]

川崎重工、新日鉄住金エンジニアリングのエネルギー供給向けガスタービン受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.11.12 【情報源】企業/2015.11.09 発表

 川崎重工業は、新日鉄住金グループでプラント、環境・エネルギーソリューションの新日鉄住金エンジニアリングのオンサイト(その場での)エネルギー供給事業で、ガスタービン発電装置を受注した。油脂・食品事業のJ-オイルミルズの静岡工場(静岡市清水区)向けで、コージェネレーション熱電併給)システムに設置される。
 受注したのは、川崎重工自社開発のガスタービン「M7A-03D」を搭載する天然ガスだきガスタービン発電装置で、8MW(8000kW)級の出力がある。J-オイルミルズ静岡工場に設けられるガスタービンコージェネシステムに導入される。システムで発生する電気と蒸気は工場の動力源や熱源になる。2017年春頃の運用開始を予定する。
 川崎重工は新日鉄住金エンジニアリングから、2014年度にもJ-オイルミルズの千葉工場(千葉市美浜区)向けに8MW(8000kW)級のガスタービン発電装置を受注していて、今回はそれに続いて採用が決まった。オンサイトエネルギー供給は、設備の計画・設計・建設から燃料のガス調達、運転・保守まで一貫して実施する事業モデルを指す。
 今回受注したM7A-03Dを含む川崎重工のガスタービン「M7A」シリーズは、国内外のコージェネシステム分野で160台以上の納入実績を誇る。コージェネシステムはエネルギーが有効活用できるうえ、ガスタービンを駆動源にすることでNOx(窒素酸化物)やCO2の排出量が抑えられる。川崎重工は今後も高効率の発電装置を積極展開する。【川崎重工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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