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環境ニュース[国内]

京セラ、太陽電池利用のEV充電システムを京都府京丹後市が充電スタンドに導入

大気環境 交通問題】 【掲載日】2015.11.27 【情報源】企業/2015.11.20 発表

 京セラとグループで通信、環境・エネルギーエンジニアリングの京セラコミュニケーションシステム(KCCS)が、太陽電池を利用する電気自動車(EV)充電システムを開発した。同システムを京都府京丹後市が充電スタンドに導入し、12月1日に2カ所で供用を始める。災害時は太陽光発電システムと蓄電池システムとの自立運転によって電力が供給できる。
 このEV充電システム「ソーラーサイクルステーションfor EV」は、太陽光発電で発電した電力を使ってEVやプラグインハイブリッド車(PHV)のバッテリーが充電できる。京セラ製の太陽電池を活用して電動アシスト自転車を充電する「ソーラーサイクルステーション」を発展させた。環境負荷の低減と電力使用量の削減を同時に実現する。
 京丹後市の充電スタンドは、2カ所それぞれで京セラの多結晶シリコン太陽電池モジュールを出力3.2kW分採用した。蓄電池は2カ所とも7.2kWhの容量がある。充電器はどちらも急速、普通を1台ずつ設置した。非常時に電力供給でき、スタンドにはUSBポート付きの電源タップ、ラジオ、懐中電灯、軍手を格納した災害対策ボックスを備える。
 充電スタンドは「道の駅 くみはまSANKAIKAN」「宇川温泉 よし野の里」で、関西電力グループのEV充電サービス「エコQ電」と、自動車メーカーや電力会社などが出資する日本充電サービス(NCS)の認証・会員サービスと連携して運用する。京丹後市は市内の道の駅などの公共スペースでEV・PHV向けの充電スタンドの整備を進めている。【京セラ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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