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環境ニュース[国内]

丸紅、100%子会社を通じて家庭・小規模事業者向け電力小売りサービスを開始

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.12.01 【情報源】企業/2015.11.27 発表

 丸紅は、家庭・小規模事業者など低圧需要家向けの電力小売りサービスを2016年4月に始める。同社が100%出資する電力関連事業子会社の丸紅新電力を通じて、電力小売りの全面自由化を受けて実施する。海外での電力事業実績や、特定規模電気事業者(新電力)としての国内のノウハウを基にする。再生可能エネルギーによる発電比率も高める。
 丸紅新電力は、電力小売りサービスの内容を紹介するウェブサイトを開設した。事業の概略や電力小売りの全面自由化の説明、よくある質問と回答なども掲載した。今後、申し込みを受け付けるページや各種の料金メニュー、最適なプランがシミュレーションできるコーナー、契約者専用のページなどを加える。申し込みは2016年1月から受け付ける。
 丸紅新電力の低圧需要家向け電力小売りサービスは、海外・国内での実績、再生可能エネルギー、供給実績に基づく運用ノウハウを特長にする。丸紅グループは海外で発電所に関する設計・調達・建設の一括請負を中心に展開するとともに売電事業を進め、日本を含む23カ国で供給体制を構築している。持ち分発電量は日本最大級の1070万7000kWに達する。
 丸紅グループは国内17カ所で発電所の建設実績があり、火力のほか水力、風力、太陽光、バイオマス再生可能エネルギーに力を入れる。水力は新電力で唯一、3万kWを超える設備を保有する。丸紅新電力が扱う電力小売りの再生可能エネルギー比率は全体の約21%を占める。運用ノウハウでは2002年の国内電力市場への本格参入以来の安定供給を訴える。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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