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環境ニュース[国内]

積水化学、雪国専用のスマートハウス発売、太陽光発電一体型屋根で大容量搭載

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.01.19 【情報源】企業/2016.01.14 発表

 積水化学工業は、雪国専用のスマートハウス(環境配慮型次世代住宅)「スマートパワーステーションN」を1月23日に発売する。太陽光発電一体型の屋根を積雪エリアにも展開し、大容量システムを搭載して「ゼロエネルギー住宅」を実現する。併せて「光熱費ゼロ」「雪下ろし不要」「家じゅうあったか」で雪国の暮らしを快適にする。
 積水化学が販売しているスマートハウス「スマートパワーステーション」シリーズに導入した太陽光発電一体型の屋根を採用する。屋根の面積を広げる1625mmの長いひさしと、積雪に強い発電パネルを屋根全面に設置する工法を開発した。34坪(約110m2)の標準的な建物でも10kW以上の太陽光発電システムが搭載でき、ゼロエネルギーを達成する。
 スマートパワーステーションNは大容量太陽光発電に加え、住宅エネルギー管理システム(HEMS)と蓄電池を備える。HEMSで電力を「見える化」し、割安な深夜電力で蓄電池に電気をためることで、冬の暖房費が大きな割合を占める積雪地域でも快適な生活と光熱費ゼロを可能にする。一般的な高断熱住宅と比べて年間光熱費が約38万円節約できる。
 独自の平らな屋根と積雪200cmのエリアまで建築可能な構造体で、雪下ろしも要らない。雪を下ろすスペースが必要なく、敷地が有効に活用できる。さらに、高気密・高断熱と、新開発した寒冷地仕様の“温水ヒートポンプ式床下放射暖房システム”で住宅内の温度差をなくす。北海道を除く積雪地域を対象にする。2016年に200棟の販売を目標にした。【積水化学工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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