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環境ニュース[国内]

安川電機、太陽光発電向けパワーコンディショナーの新製品、システムを簡素化

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.01.22 【情報源】企業/2016.01.20 発表

 安川電機は、太陽光発電向けパワーコンディショナー(電流変換器)の新製品「Enewell-SOL(エネウェル・ソル)P2H(9.9kW 200V級三相)」」の販売を1月に始める。高周波トランス絶縁と呼ぶ方式を採用し、50kW未満の低圧連系で外部の商用トランスを別に設置することなく、三相200Vでの連系が可能になる。これにより、システムを簡素化する。
 2014年9月から販売している「Enewell-SOL P2(10kW/9.9kW)」の新たな機種展開として製品化した。高周波トランス絶縁方式によって外部トランス不要で低圧連系三相線(灯動共用三相四線式の低圧三相配線電線)に接続できることが特長だ。さまざまな太陽電池に対応でき、システムも簡易で、コストダウンにつながる。
 高周波トランス絶縁方式は、太陽電池で発電した電力をトランスで一定の電圧に調整する仕組みを指し、直流電流と交流電流を確実に絶縁する。発売する新製品は、従来の非絶縁型のEnewell-SOL P2(10kW/9.9kW)と同じコンパクトなサイズにしたほか、塩害地域や−20℃になる寒冷地域にも設置が可能な耐環境性能を実現した。
 加えて、操作やファンの交換などを容易にしてメンテナンスを簡単にした。運転の状態は、パワーコンディショナー本体の扉を閉じたまま前面の表示窓で確認できる。年間1万5000台の販売を計画する。安川電機は長期経営計画で「創・蓄・活エネ事業の確立」を掲げ、太陽光をはじめ自然エネルギー発電関連に力を入れている。【(株)安川電機】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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