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環境ニュース[国内]

川崎重工、韓国地域暖房公社向けの蒸気タービンを受注、バイオマス発電所に供給

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.01.22 【情報源】企業/2016.01.20 発表

 川崎重工業は、韓国国営の同国地域暖房公社向けの蒸気タービン発電設備を受注した。同国建設大手のロッテ建設が発注した。同社が建設する同公社のバイオマス発電所に、発電容量21.99MW(2万1990kW)の設備を供給する。同社への出荷は2017年1月を予定している。
 韓国地域暖房公社のバイオマス発電所は、同国南西部の光州広域市にロッテ建設が新たに造る。家庭ごみなどの一般廃棄物を主原料に破砕や成形を行って製造するごみ固形化燃料(RDF)で、発電するとともに、蒸気をつくる。電力と蒸気は発電所の周辺地域に供給される。
 川崎重工製の蒸気タービンの実績、性能や、調達から使用、廃棄までのライフサイクルコスト、アフターサービスなどが総合的に評価され、受注につながった。川崎重工は1956年から産業用蒸気タービンを製作していて、これまでに370基を超える設備を納入してきた。
 比較的小規模な発電装置を消費地の近くに分散配置して電力供給する分散型発電システムは、世界的に需要拡大が期待される。川崎重工は今回の蒸気タービン発電設備受注を機に、今後も発電システムの販売拡大を進め、エネルギー・環境ビジネスを積極的に展開する。【川崎重工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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