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環境ニュース[国内]

丸紅、発電子会社が茨城県潮来市に開発したメガソーラーが完成、商業運転を開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.02.26 【情報源】企業/2016.02.24 発表

 丸紅の100%子会社で発電事業を手掛ける三峰川(みぶがわ)電力が茨城県潮来市に開発した、大規模太陽光発電所(メガソーラー)「潮来発電所」が完成し、商業運転を始めた。これを受けて2月24日に完工式を開いた。土地の形状をできる限り変えることなく工事を行い、環境への影響を最小に抑えて建設した。
 潮来発電所は民有地の山砂採取跡地を賃借して造った。2.411MW(2411kW)の出力があり、年間で約270万kWhの発電量を見込んでいる。これは一般家庭約750世帯の年間消費電力量に相当する。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用して売電する。2015年11月から商業運転している。
 開発にあたっては、これまでのメガソーラーの建設経験を生かして造成や土地の形状変更を可能な限り減らし、周辺の環境に配慮した。三峰川電力は今後、これまでに開発・運営している他のメガソーラーの実績や、50年以上の水力発電所の運転ノウハウなどを活用しながら長期間、安定した運転を実施していく。
 三峰川電力と丸紅を合わせた太陽光発電事業は、これで10件16カ所になり、総発電容量は約203MW(20万3000kW)に拡大した。大分市の出力約82MW(8万2000kW)、三重・愛知県の木曽岬干拓地の同約49MW(4万9000kW)などが運転している。今後も両社はメガソーラーを含む再生可能エネルギーの普及を推進する。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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