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環境ニュース[国内]

日本アジアグループ、傘下が熊本県に開発したメガソーラーが完成、地形を活用

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.01.07 【情報源】企業/2015.12.22 発表

 JAG国際エナジーが熊本県阿蘇市に開発した大規模太陽光発電所(メガソーラー)「阿蘇波野ソーラーエナジーファーム」が完成した。同社は日本アジアグループ傘下で、再生可能エネルギーの発電施設開発やエネルギーソリューション、不動産事業を手掛けている。地形をそのまま活用することで建設のためのコストを抑えた。
 阿蘇波野ソーラーエナジーファームは約1.9MW(1900kW)の出力があり、民間所有の遊休地に造った。約3万7500m2の敷地に7488枚の太陽電池パネルを取り付けた。カナダ本社の太陽電池メーカー、カナディアン・ソーラー・ジャパンのパネルを採用した。EPC(設計・調達・建設)は東京エネシスが担当した。
 遊休地は阿蘇山の麓に立地し、傾斜地になっていたことから、阿蘇波野ソーラーエナジーファームの建設にあたって傾斜した地形をそのまま生かしてコストを抑制した。一般家庭約600世帯の年間消費電力量に相当する年間発電量を見込み、CO2排出削減効果は、スギの木9万4000本の吸収量にあたる約1300tだ。
 日本アジアグループは、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて、メガソーラーの開発を進めている。売電事業ではこれまでに60MW(6万kW)以上が稼働し、80MW(8万kW)の案件を確保した。受託事業の稼働は100MW(10万kW)を超える。今後も地域の特性に合った太陽光発電所を開発する。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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