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環境ニュース[国内]

三菱電機、HEMSソフトを更新し、接続機器を他社にも拡大、機器連携・遠隔操作を強化

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.03.14 【情報源】企業/2016.03.09 発表

 三菱電機は、住宅エネルギー管理システム(HEMS)「HM-ST03」のソフトを更新する。インターネット経由で3月29日に自動で行う。接続機器を他社の製品にも拡大し、幅広く制御できるようにするとともに、機器の連携や遠隔操作機能を強化する。タブレット(携帯情報端末)とスマートフォン(多機能携帯電話)用の新しいアプリも、4月1日から順次提供する。
 HM-ST03は情報収集ユニットとエネルギー計測ユニットで構成する。ソフトの更新により、快適性や利便性を向上させる。異なるメーカーの機器接続を実現し、接続できる製品を自社の14製品から他社を含む17製品にした。他社の製品では、電気機器製造を行う河村電器産業(愛知県瀬戸市)の計測機能内蔵型分電盤と、文化シヤッターの電動窓シャッターを加えた。
 機器連携の強化では、ルームエアコンとカウンターアローファン(住宅内の空気を循環させる送風ファン) の連携で、冷暖房したリビングの空気を洗面所や脱衣室に自動的に送って住宅内の温度差を緩和する。併せて、家族の予定に合わせて機器をコントロールする“ファミリーカレンダー機能”との連携で、窓シャッターを朝晩自動で開閉する。
 さらに、スマートフォンで遠隔操作できる製品を2製品から7製品に増やした。このほか電力小売りの全面自由化に対応し、ソフトに新機能「時間帯別節電モード」を搭載した。料金が高い時間帯に合わせてエアコンなどの設定温度を自動調整する。スマートフォンの新アプリは、現在の電力状況や個別の使用電力量などが確認でき、省エネ意識を高められる。【三菱電機(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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