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環境ニュース[国内]

リコー、製品の環境性能や使いやすさを評価して認証するプログラムの運用開始

エコビジネス】 【掲載日】2016.04.11 【情報源】企業/2016.04.07 発表

 リコーは、製品の環境性能や使いやすさ、快適性を包括的に評価して自社で認証する「リコーサステナブル(持続可能)プロダクツプログラム」の運用を4月に始める。「地球にやさしい」「人にやさしい」の面で評価し、基準を満たすと「サステナブルプロダクツ」、業界トップ性能の製品は「サステナブルプロダクツPremium(プレミアム)」とする。

 これまでもリコーは中長期の環境負荷削減目標を掲げて省エネ、省資源、汚染予防を推進し、製品の環境負荷低減に取り組んできた。各国の環境ラベル認証を積極的に取得して、顧客が環境配慮製品を選定する際に役立つようにしてきた。今回、環境性能に加えて使いやすさや快適性を備えるサステナブルな製品を分かりやすく提供するため、プログラムの導入を決めた。

 地球にやさしい、人にやさしいでそれぞれ3つずつの評価項目を設けた。地球に優しいは省エネ、省資源、汚染予防となり、省エネは画像機器のTEC値やスリープモード消費電力など、省エネ性能がどの程度優れているかを評価する。TEC値は1週間の消費電力量を示す。省資源は、本体重量や再生材の使用率など、製造時の投入資源量の削減を対象にする。

 人にやさしいは快適性、使いやすさ、CSR企業の社会的責任)で、快適性は騒音粉じんなどの低減、快適性はスリープモードなど環境に配慮した設定がストレスなく使えるか、などを評価する。プログラムはまず、今後発売するオフィス向け画像機器やプロダクションプリンターで運用する。製品比率で2017年3月に90%、2020年3月に100%を目指す。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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