フランス、インド等、国際太陽光連盟の規約に署名

【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.11.30 【情報源】フランス／2016.11.15 発表

　フランスのロワイヤル環境大臣とインドのShri Anil Madhav Dave環境・森林・気候変動大臣は2016年11月15日、他の11か国とともに「国際太陽光連盟（ISA）」の正式な規約に署名した。ISAは太陽光エネルギーを推進する国際イニシアティブで、2015年11月30日にフランスのオランド大統領とインドのモディ首相が共同で開始した。日射の強い熱帯地域（北回帰線と南回帰線の間）における太陽光発電の普及加速とコスト削減を目指し、革新的な政策、プロジェクト、能力開発策のほか、2030年までに1兆ドルを目標とする資金動員に共同で取り組むという。このISAの始動のため、インドとフランスは2016年10月、ISAの原則や議決・運営方法、事務局などに関する規約合意案をISAの運営委員会に提出していた。ロワイヤル大臣は、今回の規約署名はパリ協定の実施における大きな前進であるとし、この地域にある国すべての国に対しISAへの参加を呼びかけた。【フランス環境・エネルギー・海洋省】