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環境ニュース[国内]

埼玉県所沢市、EVのごみ収集車を導入 廃棄物発電の電力を活用

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2019.05.24 【情報源】地方自治体/2019.03.15 発表

 所沢市は、電気自動車(EV)のごみ収集車を導入した。市の廃棄物処理施設「東部クリーンセンター」のごみ焼却熱で発電した電力を走行に利用する。再生可能エネルギーの活用や二酸化炭素(CO2)の排出削減につなげる。EVごみ収集車の導入は、同時期に導入した川崎市とともに全国で初めて。
 EVごみ収集車は、東部クリーンセンター管内のごみ収集作業に使用する。走行時のCO2排出がなく、モーターで走行するため騒音振動が小さいという特徴がある。車載の交換式電池は、災害などの停電時に避難所の非常用電源としても活用できる。
 東部クリーンセンターの敷地内に新設した電池ステーションにごみ収集車を停め、充電済みの新しい電池と交換する。市によると、電池は3分ほどで交換できるという。搭載するリチウムイオン電池は、1回の充電で約60km走行できる。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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