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環境ニュース[国内]

小泉首相の第156回国会での施政方針演説 温暖化対策推進とゴミゼロ社会の実現訴える

環境行政 行政資料】 【掲載日】2003.02.03 【情報源】首相官邸/2003.01.31 発表

 平成15年1月31日、小泉首相は第156回国会での施政方針演説を行った。
 この演説の中で小泉首相は、「日本経済は複合的な構造要因による停滞に直面している。大胆な構造改革を進めることによってこそ、日本の再生と発展が可能」「改革を進め、高い技術力など経済発展を支える大きな基盤を顕在化させ、我が国の発展につなげていく」と改革路線継続を強調、科学技術と環境、人の育成、男女共同参画社会、バリアフリー化などの暮らしの構造改革、テロの防止・根絶などの問題をとりあげた。
 このうち環境問題については、特に温暖化対策とゴミゼロ社会の実現に言及。温暖化対策としては、「脱温暖化社会」への構造改革、二酸化炭素を吸収する森林整備のための担い手の雇用、燃料電池車の普及拡大や一般公用車の低公害車への転換−−などの自動車対策の推進をあげたほか、ゴミゼロ社会の実現策としては、ゴミの不法投棄一掃に向けた制度整備、廃パソコンの処理・リサイクルの推進、未利用資源となっているバイオマス製品の公的機関導入、中央省庁食堂での生ゴミのリサイクルなどを進めるとした。
 また演説の締めくくりで小泉首相は、「大事なことは失敗しないことではなく、失敗を次の成功にいかすこと」と発言。厳しい経済状況下であっても「勇気と希望を持って、新しい日本を作り上げよう」と呼びかけた。【首相官邸】

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