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環境ニュース[国内]

国連持続可能な開発委員会 第11回会合で2009年までの議題が決定

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2003.05.13 【情報源】環境省/2003.05.13 発表

 2003年4月28日から5月9日まで、ニューヨークの国連本部で国連持続可能な開発委員会第11回会合(CSD11)が開催された。
 CSDは1992年に開催された「環境と開発に関する国連会議(地球サミット)」で設置が決まった国連組織で、環境と経済の統合のための国際的な政策決定能力向上や地球環境保全のための行動計画「アジェンダ21」の実施状況の審査を進めるために国連の経済社会理事会の下に設置されている。
 今回の会合の主な議題はCSDの作業計画。2年を1サイクルとし、1年目を「評価年」、2年目を「政策年」として設定した上で、評価年にはヨハネスブルク実施計画などの地域ごとの取り組み状況評価の検討を行うこと、政策年には評価を踏まえた更なる取り組みについて協議することが決まったほか、2004〜2005年の第1サイクルには「水、衛生施設、人間居住」、2006〜2007年の第2サイクルには「持続可能な開発のためのエネルギー、産業開発、大気汚染気候変動」、2008〜2009年の第3サイクルには「農業、干ばつ、砂漠化」を議題とすることが決定した。
 なお、「貧困撲滅、消費・生産パターンの変更、天然資源の保護管理、教育」については横断的な事項として扱うことになった。【環境省】

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