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環境ニュース[国内]

官庁施設の環境負荷低減プログラムを公表

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2004.07.21 【情報源】国土交通省/2004.07.21 発表

 国土交通省官庁営繕部は官庁施設の環境負荷低減プログラム「営繕グリーンプログラム」の内容をまとめ、平成16年7月21日に公表した。
 このプログラムは官庁施設の環境負荷低減対策を強化し、公共建築での環境負荷低減の先導的な取組みとなることをめざして作成されたもの。
 (1)地球温暖化問題への対応、(2)循環型社会形成、(3)健全な自然環境確保・水循環系構築、(4)良好な生活環境の形成、(5)関係機関への支援、環境教育の充実、官庁営繕職員の率先的取組み−−の5分野について、それぞれ具体的な施策を示すとともに、(1)については対象施設のグリーン改修達成度を22年度までに100%にする(14年度実績16%)、(2)については営繕工事の建設廃棄物リサイクル率を17年度までに100%にする(12年度実績77%)、(3)については新築施設で雨水排水再利用システム整備率を17年度までに100%にする(14年度実績25%)との具体的な目標を設定した。
 なお国土交通省では7月7日に「官庁営繕部環境対策推進本部」を新設するとともに、地方整備局営繕部にも環境対策推進体制を整え、今後プログラムの実施を進める方針。プログラムの進捗状況や環境負荷低減に関する情報もホームページに掲載する予定だ。【国土交通省】

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