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環境ニュース[国内]

環境省 平成21年度の環境配慮契約(温暖化対策) 電気契約の裾切り方式による入札など

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.07.23 【情報源】環境省/2010.07.23 発表

 環境省は、平成21年度における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約(環境配慮契約)の締結実績を公表した。
 国および独立行政法人等では、環境配慮契約法及び「国及び独立行政法人等における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進に関する基本方針」(平成19年12月閣議決定)に基づいて、可能なものから環境配慮契約を締結することが定められている。
 今回の発表では、
[1]電気の供給を受ける契約において裾切り方式による入札(※)を実施して契約を締結したものは5件であり、加重平均した二酸化炭素排出係数は0.446kg-CO2/kWhであった。
[2]環境省本省、地方環境事務所及び国民公園管理事務所にて計30台の自動車を購入したが、そのうち特殊車両(高所作業車)の1台を除く29台すべてについて、購入価格及び環境性能(燃費)を総合的に評価し、その結果が最も優れた者と契約を締結する総合評価落札方式による入札を実施した。なお、この結果ハイブリッド車14台が購入された。
[3]知床五湖園地付帯案内所(北海道斜里郡)の設計業務について、温室効果ガス等の排出の削減に配慮する内容を含む技術提案を求め、総合的に勘案して最も優れた技術提案を行った者を特定する環境配慮型プロポーザル方式を採用。−−などが実績としてあげられている。

※当該入札の申込者のうち、二酸化炭素排出係数、未利用エネルギー活用状況、新エネルギー導入状況及びグリーン電力証書の調達者への譲渡予定量に係る数値をそれぞれ点数化し、その合計が基準以上である者の中から、最低の価格をもって申込みをした者を落札者とするもの。

【環境省】

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