「電動低床フルフラットバス」　実証走行開始！

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2011.12.16 【情報源】環境省／2011.12.16 発表

　環境省は、株式会社SIM-Drive、神奈川中央交通株式会社、京浜急行バス株式会社、JFEエンジニアリング株式会社、株式会社三菱総合研究所と共同して、「電動低床フルフラットバス」の実証走行を開始する。
　この事業は、平成23年度チャレンジ25地域づくり事業の一環として実施するもの。慶應義塾大学で開発された電気自動車Eliicaの概念をバスに応用することにより、環境への配慮のほか、低床かつバリアフリーを実現した車両を採用。また、将来の中距離路線走行に向けた充電インフラを合わせて検証するため、本電動低床フルフラットバスの充電には、JFEエンジニアリング株式会社が開発した超急速充電システムを採用している。
　実証走行では、神奈川県藤沢市の湘南台駅〜慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス間及び東京都大田区の蒲田駅東口〜羽田空港国際線ターミナル間の2路線において公募モニターに試乗してもらい、利便性や快適性、安心感等の利用上の評価についてアンケート調査を行うとともに、バス事業者の観点から導入の経済性や運用性、運転者の操作性等を評価する。
　モニターへの応募方法等詳細に関しては、（株）三菱総合研究所の募集ホームページ（ http://www.mri.co.jp/NEWS/press/2011/2034464_1401.html ）を参照のこと。【環境省】