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環境ニュース[国内]

日立アプライアンス、家庭用「エコキュート」の新製品発売、省エネトップを達成

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.11.26 【情報源】企業/2014.11.19 発表

 日立製作所100%子会社で照明、空調、家電の日立アプライアンスは、家庭用ヒートポンプ給湯機「エコキュート」の新製品53機種を12月10日から順次、発売する。貯湯容量が大きい560L機種に、ウレタン発泡充てん断熱構造の貯湯ユニット「ウレタンク」を採用し、省エネ性能でこのクラスのトップを達成した。井戸水対応や寒冷地向けタイプも展開する。
 この53機種は全てウレタンクを備えている。10月20日に販売を始めた貯湯容量370L、460Lの計22機種と合わせてウレタンク採用モデルは75機種に拡大する。ウレタンクでは、従来の発泡スチロールより断熱性能に優れるウレタンフォームで貯湯タンクを覆う。タンクの脚部分にもウレタンフォームを使うことなどで剛性を高め、耐震性も確保する。
 560L機種のうち、独自の水道直圧給湯方式「ナイアガラ出湯」の3機種は、ウレタンクと高効率ヒートポンプユニットの組み合わせによって、従来製品と比べて約7%省エネ性能を高めた。これにより、550L以上のクラスで年間給湯保温効率トップを実現した。10月20日発売機種と合わせ、320〜460L、460〜550Lの区分とともに3つの区分で省エネトップを達成している。
 住宅エネルギー管理システム(HEMS)に接続することもできる。ナイアガラ出湯は、水道水を瞬間的に沸き上げ、水圧を利用して給湯する仕組みだが、井戸水対応タイプにも適用した。貯湯ユニットのタンクの湯から熱だけを取り出す方法で湯の入れ替え量を減らし、配管詰まりの原因物質の流入を抑える。全53機種で月間1000台の販売を目標にした。【日立アプライアンス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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