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環境ニュース[国内]

大京、東京・三鷹市「エコタウン開発奨励制度」認定住宅地のモデルハウス公開

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2013.10.22 【情報源】企業/2013.10.17 発表

 大京は、東京・三鷹市の「エコタウン開発奨励制度」の第1号に認定された住宅地「エルグレード三鷹ザ・ファースト」のモデルハウスを10月19日に公開する。近畿日本鉄道系の近鉄不動産との初の一戸建て共同プロジェクトになる。全戸が太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO(ソラモ)」や電気自動車(EV)用コンセントなど環境設備を備える。
 エルグレード三鷹ザ・ファーストは文教・研究地区に隣接し、三鷹市で初めての「環境緑地整備地区」に指定されたエリアにある。敷地面積110m2以上や緑化率15%以上など建築物に条件が課せられる。開発総敷地面積は6102.05m2で、41区画に2階建て住宅を建てる。第1次販売分として10月下旬に10棟が完成し、2014年1月下旬に入居が始まる。
 エコタウン開発奨励制度は、一定規模以上の分譲住宅を開発する際、創・蓄・省エネ機器を導入する事業者に対して奨励金を交付する仕組みで、設備に応じて3段階のランクがある。エルグレード三鷹ザ・ファーストは、ソラモとEV用コンセントが該当して2番目のシルバーに認定された。41棟を合わせて246ポイント(1ポイント1万円)が助成される。
 ソラモは屋根に設置した集熱ユニットで太陽熱を集め、その熱で貯湯タンクの水を温めて給湯や床暖房などに利用するガス温水システム。年間480kgのCO2削減効果があり、年間3万2000円の光熱費を節約できる。建物の断熱性能を高め、玄関を断熱ドア、全ての窓をLow-E複層ガラスにする。節水型トイレや保温性能に優れるバスタブも採用する。【(株)大京】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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