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環境ニュース[国内]

ドイツ、マーシャル諸島の船舶航行に対する気候保護プロジェクトを実施

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2017.11.28 【情報源】/2017.11.13 発表

 ドイツ連邦政府は、マーシャル諸島と共同で、マーシャル諸島の船舶航行を対象にした気候保護プロジェクトの実施を公表した。連邦環境省は、950万ユーロを拠出する。マーシャル諸島では、船舶による交通がもっとも重要な経済部門であり、さらに気候変動の影響も大きい。平均水位は最大で2メートルであり、海面上昇や嵐、豪雨に脅かされ、飲料水の枯渇、乾燥、不作により輸入への強い依存がもたらされている。同国におけるエネルギー供給はその90%を輸入に頼っている。一方で、マーシャル諸島は野心的な気候保護目標を掲げており、エネルギー需要の100%を再生可能エネルギーで供給することを目指している。同国の温室効果ガス排出量の最大の排出源は船舶航行であり、今回のプロジェクトにより、まず炭素排出の少ない航行技術を実証し、その後、選ばれた技術を船舶に導入していく。プロジェクトを通じ、この地域の他の島国に対しも、炭素排出の少ない船舶航行への転換を促していく。【ドイツ連邦環境省】

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