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環境ニュース[国内]

農水省 中国での再植林活動をCDM案件として承認

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.12.24 【情報源】農林水産省/2009.12.22 発表

 農林水産省は、平成21年12月22日 慶應義塾大学から承認申請のあったクリーン開発メカニズム(CDM)事業について「京都メカニズム推進・活用会議」に承認され、日本政府の正式なプロジェクトとなったと発表。
 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。
 今回承認されたのは、慶應義塾大学が申請した、中国遼寧省康平県砂漠化防止小規模再植林プロジェクト。中国遼寧省瀋陽市康平県の砂漠化の危機に直面している地域へ砂漠化防止対策として植林事業(370.98ha)を行うもの。クレジット獲得期間の20年間(2003年1月1日から2022年12月31日)でCO2換算合計23,055トンのCO2吸収量が見込まれている。【農林水産省】

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