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環境ニュース[国内]

国際エネルギー機関、限りある水資源を有効活用するエネルギー生産について分析

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.09.14 【情報源】/2016.08.30 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、人口増、農業拡大、気候変動などによって利用可能な淡水が減少する中で、エネルギー生産で水資源を有効に活用する方法について分析した。水資源は、水圧破砕法による石油や天然ガスの地中からの採取、水力発電ダム、原子炉の冷却などで重要な役割を果たしており、エネルギー生産には年間約5800億立方メートルの淡水が必要だという。インドでは、今後20年間に数百万人が現代のエネルギーサービスを利用するようになることで、エネルギー生産に必要な水が約50%増加すると見込まれている。水不足の対応策としては、ガス火力発電や再生可能エネルギーの比率を高めることや、技術革新によって、塩水、処理水、雨水、石油ガス操業の回収水など、淡水以外の水を利用することが挙げられ、水に適正な価格を設定するなどの経済的解決策も考えられるという。2016年8月28日〜9月2日に第26回世界水週間が開催されており、将来のエネルギー供給を保障するため持続可能な水利用が重要であることが明らかになっているという。【国際エネルギー機関

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