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環境ニュース[国内]

国際エネルギー機関、世界のエネルギー投資は再生可能エネルギーへのシフトが進行と報告

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.10.03 【情報源】/2016.09.14 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は、世界のエネルギー投資の現状を示す報告書を公表した。それによると、2015年に世界のエネルギー投資全体は8%減少したものの、再生可能エネルギーへの堅調な投資は継続しているという。エネルギー部門への全投資額は石油ガス部門への支出低下によって2014年の2.0兆ドルから2015年には1.8兆ドルに減少した。再生可能エネルギーへの投資額は全エネルギー投資の5分の1近くの3130億ドルだった。再生可能発電容量への投資額は2011年から2015年にかけて横ばいだったが、新容量からの発電量は3分の1増加した。これは、風力タービンや太陽光発電システムのコスト減少を反映しているという。2015年の再生可能発電容量への投資は、世界の電力需要の増加分を十分に賄う規模だという。IEAは、エネルギーシステムは低炭素エネルギーと効率化へ向け大幅に転換しているが、気候を安定化させる世界経済を実現するには主な再生可能エネルギー技術への投資をさらに拡大する必要があるとしている。【国際エネルギー機関

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