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環境ニュース[国内]

中環審、実験動物の飼養・保管新基準を答申

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2006.03.23 【情報源】環境省/2006.03.23 発表

 平成18年3月23日の開催された中央環境審議会動物愛護部会で、従来の「実験動物の飼養及び保管等に関する基準」を改定した新基準「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」がまとまり、環境大臣に答申された。
 「実験動物の飼養及び保管等に関する基準」は昭和55年に制定された基準で、制定後に実験動物の福祉に関する理念が国内外で普及・定着したことや、17年6月に公布された改正動物愛護管理法の中に、動物実験に関する3R(苦痛軽減、使用数削減、代替法活用)の原則が明確化されたことを受けて、基準の改定が進められていた。
 新基準は、(1)従来基準の項目立てを整理したほか、(2)「実験動物の福祉」に関する基本的な考え方の充実、とりわけ3R原則の明記、(3)基準の遵守指導を行う委員会の設置など実験施設内での基準周知体制の整備、(4)動物の記録管理適正化や人と動物の共通感染症に関する知識修得など新たな配慮事項の追加−−などが盛り込まれている。
 この新基準は18年4月末をめどに公表される予定。【環境省】

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