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環境ニュース[国内]

クール・ビズのアジアへの普及、歓迎受ける エコアジア2006

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2006.06.26 【情報源】環境省/2006.06.26 発表

 2006年6月24日から、埼玉県さいたま市で開催されていた「アジア太平洋環境会議(エコアジア2006)」は、その議論の成果を議長総括としてまとめ、25日に閉幕した。
 エコ・アジアは、アジア・太平洋地域の環境大臣などが自由に意見交換を行い、政策対話を進めていくことを目的とした会議で、1991年以降これまでに13回開催されている。
 今回の会議にはアジア・太平洋地域の22か国の環境担当大臣、国連機関・国際機関11機関の代表者らが“クール・ビズ”スタイルで参加。(1)ひとりひとりの取組みを活性化するために、(2)コミュニティでの取組みを活性化するために、(3)アジア太平洋地域での協働を進めるために−−の3テーマによる討議セッションが実施された。
 このうち、(1)では、日本の“クール・ビズ”をアジアに広げていこうとする取組みが、アジアの伝統的な衣装の価値を環境保全の観点から評価するものとして歓迎され、議長総括にも「アジアの伝統的なライフスタイルが環境を改善する可能性をもつことは、もっと明確に評価されるべき」という文言が盛り込まれた。
 (2)については、持続可能な開発に関する地域の優良事例に対する表彰制度開始を検討すること、(3)については、アジア太平洋地域の活動指向型パートナーシップを促進するため、さらなる協調を検討すること−−などが議長総括に取り入れられた。
 また、エコアジア開催にあわせ、「地球環境行動会議(GEA)バーチャルグローブ 環境NPO/NGO会議」、さいたま市主催の「さいたま環境フォーラム2006」、国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)・(財)地球環境戦略研究機関(IGES)・北九州市・環境省主催の「クリーンな環境のための北九州イニシアティブ アジア太平洋地域の持続可能な開発のためのライフスタイル変換のためのローカルイニシアティブに関する国際ワークショップ」、UNESCAP主催の「アジア太平洋地域の環境の状況」などの関連行事も実施された。【環境省】

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