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環境ニュース[国内]

亜鉛の排水基準強化へ 「下水道法施行令」改正概要案について意見募集開始

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2006.09.21 【情報源】国土交通省/2006.09.21 発表

 国土交通省は平成18年9月21日、「下水道法施行令」改正概要案を公表し、この案について18年10月20日(必着)まで意見募集を行うことにした。
 この改正概要案は、2006年4月に中央環境審議会がまとめた水生生物保全を考慮した排水規制に関する答申内容に、(1)「水質汚濁防止法」にもとづく亜鉛一律排水基準を、現行の1リットルあたり5ミリグラムから、1リットルあたり2ミリグラムに強化すること、(2)下水道に流入する排水に含まれる亜鉛を低減させるための発生源対策が必要−−という内容が盛り込まれ、全亜鉛に関する水濁法にもとづく一律排水基準が強化される見込みとなったことに対応したもの。
 下水道法の規制対象となる施設設置事業場から、下水道に流される下水の排水基準のうち、「亜鉛及びその化合物」に関する基準を、水濁法による基準同様、現行の「1リットルにつき亜鉛5ミリグラム」から「1リットルにつき亜鉛2ミリグラム」に強化するとしている。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。宛先は国土交通省都市・地域整備局下水道下水道企画課パブリックコメント担当(住所:〒100−8918東京都千代田区霞が関2−1−3、FAX番号:03−5253−1596、電子メールアドレス:kikaka@mlit.go.jp)。【国土交通省】

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