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環境ニュース[国内]

意見募集結果を公表 「食品リサイクル基本方針」見直しに向けての中間とりまとめ案

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2006.10.02 【情報源】農林水産省/2006.10.02 発表

 農林水産省は、食料・農業・農村政策審議会食品リサイクル小委員会による「食品リサイクル基本方針」見直しに向けての中間とりまとめ案に対する意見募集結果をまとめ、18年10月2日付けで公表した。
 01年に施行された「食品リサイクル法」では、食品リサイクルを総合・計画的に進めるための「基本方針」を定めており、この「方針」はおおむね5年ごとに見直しを行うことになっている。
 今回の中間とりまとめ案は、現在の食品リサイクル法の課題を踏まえた今後の方向性として、(1)業種・業態ごとの食品廃棄物発生抑制事例の提示、(2)現行制度でリサイクル手法と認められている4手法(肥料化、飼料化、油脂・油脂製品化、メタン化)それぞれについてのリサイクル促進策、(3)19年度以降の再生利用実施率、(4)食品関連事業者の意欲喚起策、(5)学校、社会福祉・介護事業者の法対象への追加、(6)4手法以外のリサイクル手法の法対象への追加、(7)不適正な再生利用事業者の登録制度からの排除、(8)環境保全型農業推進施策など関連施策との連携−−などの内容を検討していくことが示されていた。
 公表内容によると、18年8月7日から25日まで実施した意見募集の結果、この案に対し、11名からのべ34件の意見が寄せられた。
 意見にはたとえば、「食品廃棄物をエネルギー化する手法としては、現在メタン発酵のみが認められているが、処理能力が十分でないため、サーマルリサイクル再生利用として認めるべき」という内容があり、この意見に対しては「今後の小委員会での議論の参考にする」との見解が示されている。【農林水産省】

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