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環境ニュース[国内]

砂漠化に対処 日本の伝統的知識や在来技術の移転のあり方がまとまる

地球環境 砂漠化】 【掲載日】2008.04.22 【情報源】環境省/2008.04.22 発表

 環境省の委託により(財)地球・人間環境フォーラムに設置された「砂漠化対処のための技術移転検討委員会(座長:稲永忍、鳥取県産業技術センター理事長)」は、砂漠化に対処するために重要とされている地域の専門家、住民を巻き込んで伝統的知識を活用、普及することを目的として、リーフレット「伝統的知識・在来技術を活用した技術移転のあり方」を作成した。
 本リーフレットは、2004年から2007年まで砂漠化の影響を受けているアフリカのブルキナファソを対象に実施した「伝統的知識・在来技術の技術移転に関するパイロット・プロジェクト」において得られた、近隣地域で砂漠化対処に成果を挙げている伝統的な知識、技術、ノウハウを抽出した結果や住民自らの視察やワークショップの開催などにより、獲得を望む知識・技術・ノウハウを住民自身が決定し、技術を習得し、村内で普及・定着を図った結果、さらにプロジェクトの実施に当たって検討された、技術移転を実践する住民活動の誘導方策、それを支援する援助機関側の連携のあり方や役割について取りまとめたもの。
 なお、リーフレットは関係省庁、援助機関(国際協力機構、国際協力銀行、環境NGO等)、大学・研究機関に配布予定のほか、英・仏語に翻訳したものを海外の援助国・援助機関への配布が予定されている。【環境省】

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