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環境ニュース[国内]

小名浜の石炭火力発電所新設計画の環境アセス準備書に対し、経済産業大臣勧告を実施

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2009.05.28 【情報源】経済産業省/2009.05.28 発表

 経済産業省は、小名浜パワー事業化調査株式会社が計画している(仮称)小名浜火力発電所(福島県いわき市)の火力発電所新設計画に関する環境影響評価準備書に対する経済産業大臣勧告を平成21年5月28日付けで実施した。
 この計画は、日本化成株式会社小名浜工場の構内に、40万kW(20万kW×2基)の石炭火力発電所を新設するというもので、2012年の運転開始以降、新たに多量の二酸化炭素の排出が見込まれる。
 今回の経済産業大臣勧告は、5月26日に受理した環境大臣意見書を踏まえて実施されるもの。
 勧告の内容は、当該事業は、他の化石燃料と比べ二酸化炭素排出原単位の大きい石炭を燃料としており、電気事業者を介して販売される電気の消費に伴う二酸化炭素排出量が増加する可能性があることから、最高水準の設備の導入、バイオマス混焼率の拡大等により、施設の稼働に伴う二酸化炭素排出量の実行可能な最大限の削減を図ること。
 また、平成20年7月29日に閣議決定された「低炭素社会づくり行動計画」の趣旨を尊重し、今後策定される中期目標に係る事業者の責務を果たすための方策などを検討し、その結果を環境影響評価書に記載することを求めている。【経済産業省】

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