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環境ニュース[国内]

環境省 国連持続可能な廃棄物管理会議準備会合 開催結果公表

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2010.03.24 【情報源】環境省/2010.03.23 発表

 環境省は、国連と共催で、平成22年3月18日〜19日に「国連持続可能な廃棄物管理会議準備会合」を東京にて開催した。
 本会合は、「廃棄物管理」をテーマの1つとして本年5月に開催される国連持続可能な開発委員会第18回会合(CSD18)の準備会合として開催されたもので、CSD18の議長を務めるフェラーテ・グアテマラ環境大臣、世界各地域の国、地方政府、公営・民営の廃棄物業者、専門家等が参加した。
 会合では、世界の廃棄物管理の状況のレビュー、適正な廃棄物管理や3Rの推進方策等について議論が行われ、その結果が議長サマリーとしてとりまとめられた。議長サマリーの主な内容は以下のとおり。
[1]途上国、特に廃棄物処理を担っている市や町のレベルにおいては、政策、制度の実施能力、財政、技術面からの課題が多く挙げられる。このため国際社会として途上国の市や町の取組を支援するための新たなグローバルパートナーシップを構築すべきである。また、生産や消費段階における取組を進めることが廃棄物発生時の対策につながることと同様に、廃棄物に対する意識を変えることが必要となっている。
[2]廃棄物管理の体制を構築するためには、法制度の整備など、政策面の強化が重要。
[3]資源と廃棄物両方の課題への対応のため、統合的な廃棄物管理の推進が重要である。このため日本の循環型社会づくりに向けた取組のように、国による計画的な取組が必要である。
[4]日本のイニシアティブで進められているアジア3R推進フォーラムのような地域レベルの取組は、南米等他の地域においても進められる必要がある。等
 なお、議長サマリーはCSD18へ提出される予定。【環境省】

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