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環境ニュース[国内]

エネルギー、産業開発、大気汚染、気候変動に関する課題を整理 CSD14

【発表日】 2006.05.16 【情報源】 環境省 【地球環境 国際環境協力

 2006年5月1日から12日まで米・ニューヨークの国連本部で「国連持続可能な開発委員会第14回会合(CSD14)」が開催された。
 CSDは1992年の「環境と開発に関する国連会議(地球サミット)」で設置が決まった国連組織。環境と経済の統合のための国際的な政策決定能力向上や地球環境保全のための行動計画「アジェンダ21」の実施状況の審査を進めるために、国連の経済社会理事会の下に設置されている。
 14回会合は11回会合で決定された作業計画に基づき、「持続可能な開発のためのエネルギー、産業開発、大気汚染気候変動」の4テーマについて議論が行われた。
 議論では、途上国のエネルギー問題として、低価格で信頼できるエネルギーの利用手段がない貧困層が多数存在することや、薪炭を室内で使用することによる健康被害が深刻であるなどの指摘がされ、また、再生可能エネルギーをはじめとするクリーンなエネルギーへの転換に向けて、能力開発、資金調達、技術移転の強化、効果的な法規制の整備と実施、市場メカニズムの活用などの重要性が指摘された。
 気候変動問題については、排出削減と適応(注1)措置を一体的に行うこと、これらの対策を「持続可能な開発」戦略の中に適切に位置づけていくことの重要性が確認された。
 さらに10日から12日まで開催された閣僚級会合では、80か国以上の環境、資源、エネルギー担当閣僚の出席のもと、4テーマにかかわる各国の状況と施策が紹介された。
 これらを踏まえた会議の成果としては、07年のCSD15で予定されている4テーマの持続可能な開発の進展に関する「政策文書」作成に向け、その基礎となる現状認識や問題点が議長総括の形でまとめられた。

(注1)洪水、干ばつ、海面上昇に伴う堤防建設など気候変動による影響への対応策。【環境省】

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