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環境ニュース[国内]

2010年度事業の37課題を採択 APN第15回政府間会合

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2010.03.24 【情報源】環境省/2010.03.23 発表

 平成22年3月17日から19日にかけ、韓国釜山市のAPEC気候センターで、アジア太平洋地球変動研究ネットワーク(APN)の第15回政府間会合(IGM)が科学企画グループ(SPG)会合と合同で開催された。
 APNは、アジア太平洋地域における地球変動研究の推進を目的として1996年に、日本のイニシアティブで発足した政府間組織で、現在、地域内21カ国が参加し、日本(環境省・兵庫県)、米国、ニュージーランド、韓国から財政支援を得て、公募型共同研究プログラム(ARCP)、開発途上国の研究能力開発・向上プログラム(CAPaBLE)の2タイプの支援を実施している。
 今回の会合では、ブータンが新たなメンバー国として承認され、参加国はアジア・太平洋地域内の合計22カ国に拡大された。
 会合では、成22年度から平成27年度のAPNの活動の基本方針を定める第3次戦略計画がIGMにより承認された。第3次戦略計画では、APNがアジア・太平洋地域唯一の地球変動の研究を促進する政府間ネットワークとして、途上国における地球変動研究の支援を一層継続するとともに、今般新たに、エコシステム生物多様性及び土地利用、資源利用・持続可能な開発への道筋の分野に対する研究及び能力向上に重点を置くこととなった。
 また、2010年年度APN支援事業として、公募型共同研究プログラム18課題、開発途上国の研究能力開発・向上プログラム19課題が採択されたほか、第3次戦略計画に掲げられた科学研究課題の下で、エコシステム生物多様性及び土地利用に関してはREDDプラスの取り組みを強化すること、更にアジア・太平洋地域の資源循環に関する研究・能力開発に関して、平成22年度に拡充することが合意された。【環境省】

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