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環境ニュース[海外]

新潟県長岡市 生ゴミのガス化でCO2削減 全国で最大の施設着工へ

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2011.04.15 【情報源】日本/2011.03.28 発表

 長岡市は、生ゴミを微生物で処理してメタンガスを発生させ、これを燃料にして発電するバイオガス化処理施設を建設する。生ゴミの処理能力は1日55t。これは、同市で発生する生ゴミの年間総量(約2万t)に匹敵し、自治体が運営する施設としては全国で最大となる。
 2011年度に着工、13年7月の稼働を目指す。二酸化炭素(CO2)を年間2000t、ゴミ処理経費は15年間で35億円削減される見込みだ。処理施設は同市寿のゴミ焼却施設「環境衛生センター」に建設する。生ゴミをメタンガス発酵菌の入ったタンクに入れて攪拌すると、3〜4週間で分解、メタンガスが発生する。
 メタンガスによる発電量は一般家庭約1000戸分に相当する年間410万kWhで、約4600万円分。ガス化処理施設の全電力需要と環境衛生センターの電力需要の半分をまかなうことができる。
 処理後に残った残りかすも乾燥処理などを施し、全量を群馬県にある民間バイオマス発電所に1t=100円程度で売却、燃料として活用される。なお、同事業は民間の資金やノウハウを活用するPFI方式で実施される。 環境部環境施設課 ☎0258-24-2838 【新潟県長岡市】

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