滋賀県　再生可能エネルギーへ転換　知事が検討チームを設置

　滋賀県の嘉田由紀子知事は5月12日の臨時権議会一般質問で、原子力発電や火力発電から、太陽光発電や地熱発電など、再生可能エネルギーへの転換を検討する「中長期的なエネルギー戦略検討プロジェクトチーム」を同日付で庁内に設置したことを明らかにした。
　このチームは、知事直轄組織防災危機管理局、総合政策部企画調整課（事務局）、琵琶湖環境部環境政策課、温暖化対策課、商工観光労働部商工政策課、新産業振興課などの課長級職員約10人で構成し、エネルギー全般について情報収集し、課題を整理してエネルギー構造の転換を考える。また、省エネルギーや節電についても検討する。
　嘉田知事は「短期的には原発の必要性を認めざるをえないが、中長期的には再生可能エネルギーによる地産地消を推進したい」と答弁した。　総合政策部企画調整課　TEL：077-528-3312　【滋賀県】