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環境ニュース[国内]

大阪ガス、大阪市にコージェネ利用の「スマートエネルギーネットワーク」を構築

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.12.03 【情報源】企業/2012.11.28 発表

 大阪ガスは、大阪市西区の京セラドーム大阪に隣接するグループ所有地の再開発地区に、天然ガスコージェネレーション(熱電併給)システムや再生可能エネルギーを利用した「スマートエネルギーネットワーク」を構築する。地区内で熱と電力を情報通信技術で最適に制御し、省エネを図る。同地区には、大阪ガスが情報発信拠点を建設する。
 情報発信拠点は「hu+gMUSEUM(ハグミュージアム)」の名で、天然ガス、家庭用ガス機器・サービス、業務用ガス調理機器、住まいや食の情報を紹介する施設となる。スマートエネルギーネットワークは、ハグミュージアムと、建設中のイオンのショッピングセンター、ホームセンター展開のLIXILビバの店舗を、既存の熱供給施設と組み合わせる。
 現在、大阪ガス子会社が京セラドームなど10施設に熱を供給。供給先にハグミュージアム、イオン、LIXILビバを加え、それぞれが設置予定のコージェネや、ハグミュージアムに導入する太陽熱パネルからの熱を相互融通する。電力は、既存ビルにある4000kWのコージェネで発電した電力と系統電力を合わせ、ハグミュージアムやLIXILビバなど5施設に供給する。
 供給先の電力需要や、ハグミュージアムに設置する20kWの太陽光発電システムの発電状況に応じ、電力管理システムでコージェネを制御して最適化する。ハグミュージアムは、50kWhの蓄電池や、地中熱を取り出して冷暖房に利用するシステム、ガス冷暖房システムなども備える。5階建て延べ床面積1万377m2。2014年3月のオープンを予定している。【大阪ガス(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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